ウォーターマン「セレニテ」~セレニテブルー~

「セレニテ」

rimg1272

セレニテは、フランス語で『澄んだ清々しさ』という意味です。

この万年筆を出しているのは、フランスの筆記具ブランド「ウォーターマン」

今から約20年前の1999年に発表された万年筆です。

この万年筆の最大の特徴は、なんといっても目を引く『フォルム』!!

≪ゆるやかにカーブしたフォルム≫

rimg1270

(上がセレニテ、下がモンブラン)

写真からもわかる樣に、万年筆本体がゆるやかにカーブしています。

万年筆=まっすぐ

というイメージかと思いますが、このセレニテは、万年筆に対するこれまでの概念をいい意味で裏切ってくれます。

このカーブ。

単に奇をてらったものではありません。
とても意味があるフォルムなのです。

それは、実物を握ってもらえるとよぉくわかります。

セレニテを握るとちょうど持ち手側に向くように曲がっていて、手と万年筆とのフィット間を味わうことができます。

実は、このカーブ。

羽根ペンの「そり」をイメージしたと言われています。

rimg1273

セレニテは、ヨーロッパはフランス生まれ。

中世の時代、ヨーロッパは羽根ペン文化でした。

このセレニテは、ヨーロッパの歴史をも感じさせてくれる万年筆です。

当店で、セレニテをご覧になったお客様の中には、

「日本刀のよう」

と、表現される方もいらっしゃいます。

日本刀

イメージ写真

確かにそうですネ。

日本人から見ると、「日本刀」の方がしっくりくるかもしれません。

さて。。。

万年筆全体が曲がっている、ということは、中の機構はどうなっているのでしょうか?

実は・・・・・

中の仕組みは、従来の万年筆と同じ!!

まっすぐなんです!!

インクの補充やお手入れの仕方などは全く問題なし!!

rimg1268

書く時、握っていたグリップの部分を・・・。

rimg1280

反時計回りに回す!

rimg1279

ここに、ウォーターマン製のコンバーターもしくはインクカートリッジを入れて、

ご使用いただけます。

一度、ご覧になってみてはいかがですか?

ただ。。。

残念ながら、現在はもう製造されていない貴重な逸品なのです。

だから、なかなか目に触れることのない万年筆です。

でも!!

当店には、1本だけですが在庫があります。

誠に申し訳ございませんが、現在は、在庫がありません。

同じウォーターマンで、こんな商品もありますヨ。

 

rimg1272

 是非一度、目の保養に見にいらしてはいかがですか?(笑)

あ、そうそう。
ここで一つ豆知識!

このセレニテ。

とてもキレイな色をしています。(写真で現物の通り写らないのがとても残念です)

これは、「セレニテブルー」と呼ばれ、空と海の青さをイメージしたと言われています。

フォルムはもちろんですが、この「色」も、是非実物でご覧下さい!!

H28.11月現在 
在庫1本 太さ:F
定価 ¥120,000+税

H29.2月 追記

*上記商品について、ちょこちょことお問い合わせをいただくようになりました。このブログを見てくださっているんだ~と嬉しく思います。ありがとうございます!

しかしながら現在は完売し、すでに廃版商品のため次回入荷の予定はございません。

 

 

167155

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。

Copyright © 懐憧館 All Rights reserved.