タグ別アーカイブ: 万年筆、インク、プレゼント

【あまのはら】インペリアル敷島シリーズ

「インペリアル敷島」シリーズは、日本の和歌と枕詞をイメージした全72色になるカラーインクたちです。

詳細はこちらの記事をご覧下さい。

今回は【あまのはら】についてです。

和歌
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
安倍仲麿(あべのなかまろ)古今和歌集より

歌意
「天を仰いではるか遠くを眺めれば、月が昇っている。
 あの月はかつて見た奈良の春日の三笠山に昇っていたのと同じ月なのだなあ」

安倍仲麿は、20歳で留学生として唐(現在の中国)に渡り、以後約30年間皇帝に仕えていたそうです。
この歌は、唐から日本へ帰国の許しが出た時に月を見て詠んだとされています。

三笠山には遣唐使が出発する前に祈願する祠があるそうで、かつて自分が日本を出発するときに三笠山でみた月をしみじみと思う気持ちが表現されています。
帰国の嬉しさ、日本への懐かしさ、遣唐使として任務を全うした達成感・・・などもあったのではないでしょうか。
まさに万感の思いですね!

しかし・・・

帰国途中で仲麿の乗った船が難破してしまい、唐に戻る事に!
終ぞ日本には戻ることなくその生涯を閉じたとのことです。

そう聞くと、帰国できなかった無念さもなんだか感じられるような気がします。

この【あまのはら】のインクは、濃い部分は月が良く見える明るい夜空、淡い部分はかつて胸いっぱいに夢を抱いて航海にでた時の海の色をイメージしました。

こちらのインペリアル敷島は「ひとりインクメーカー インクバロン」が1つ1つ丁寧に大切に作る関係上、少数しかお作りできません。
各色1個は店頭に並ぶよう心掛けてはおりますが、売り切れる場合もございますので、ご希望のお客様はご予約をお願いします。

文具女子博#インク沼 出店します!!

令和元年8月23日~25日東京にて
「文具女子博#インク沼」が開催されます。

この夏の「文具女子博#インク沼」は、12月に開催される「文具女子博2019」のPRを兼ねたイベントです。

文具女子博2018の様子はこちら

#インク沼には、出店者やメーカーのオリジナル商品が並びます。
文具の中でも、主に万年筆、インク、紙類に絞った、まさに「沼」なイベントです(笑)

特に当店のような地方の専門店の商品も一同に会するということで、日本中のそこのお店に行かないと買えなかった商品が、この場で買える!!というのは魅力的ですよねー!!

そしてそして。
当店こと「川崎文具店」も出店することが決定しましたー!!\(^o^)/

出店者情報もUPされましたので、ぜひcheckしてくださいね!

出店する商品の詳細も徐々にお知らせしていきますので、お楽しみに~♪

【ちはやぶる】インペリアル敷島シリーズ

「インペリアル敷島」シリーズは、日本の和歌と枕詞をイメージした全72色になるカラーインクです。

詳細はこちらの記事をご覧下さい

今回は【ちはやぶる】について。

和歌「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くぐるとは」
在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)古今和歌集より

歌意
「さまざまな不思議なことが起こっていたという神代の昔でさえも、聞いたことがありません。
 竜田川の水面一面に、紅葉がちりばめられ、その下を水が潜り流れているなんて。」

フォトACより

枕詞 (かかる言葉)
「ちはやぶる」→(神・うぢ・金の岬・わが大君)

「ちはやふる」という言葉自体は、お聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小倉百人一首の競技かるたを題材に、漫画や映画にもなりましたね。

この「ちはやふる」は、荒々しくふるまうことを意味する「いちはやぶ」という動詞から出た言葉と言われています。

色のイメージは、「水面に浮かんだ紅葉の色」

この句は、作者の在原業平朝臣が二条后・高子(にじょうのきさき・たかいこ)に献上された屏風絵を見て、歌を詠むように依頼されて詠んだ句です。

二条后とは、清和天皇の后・藤原高子のことで、実は二人は元恋人同士だったとか。
業平が、元恋人へのかつての情熱を歌に込めているともいわれています。
紅葉の赤さ、紅葉の下を流れる水の勢い、そして激しくも静かな水面が目に浮かぶようです。
2人は結ばれない運命でしたが、良い恋愛だったんだなぁ・・・って感じが伝わります。

他の和歌でも言えることですが、詠み方が微妙に違っている場合があり、それによって解釈も様々です。
たとえば、この句の場合、「ちはやぶる」=(ちはやふる)どちらも同じです。

そして「水くくるとは」
「くくる」「くぐる」の場合があります。
「くくる」だと、「絞り染(くくりそめ)」という反物に見立てるので、紅葉の浮かんだ竜田川を”絞り染のように美しい”と訳します。
「くぐる」だと、川全体を紅葉が埋め尽くし水がその下を潜るように流れている状態を言うので、一時期の激しい情熱を密かに伝えるならより赤い色の多い方、
つまり「くぐる」ではないか。

・・・とも言われています。

当時の詠み人の立場や心情を考えながら和歌の意味を考えてみるのも面白いですね。

今回は、参考文献に基づいて「ちはやぶる」「水くぐる」としました。

インペリアル敷島25ml

インペリアル敷島5ml

こちらのインペリアル敷島は「ひとりインクメーカー インクバロン」が1つ1つ丁寧に大切に作る関係上、少数しかお作りできません。
各色1個は店頭に並ぶよう心掛けてはおりますが、売り切れる場合もございますので、ご希望のお客様はご予約をお願いします。

「インペリアル敷島」シリーズについて

このたび、令和元年5月19日インクの日、インクバロンをスタートさせて頂きました。

インクバロンについて詳細はこちら

あれから、はや1週間が過ぎました。
販売開始しました「インペリアル敷島」シリーズ全72色中、初回発表分の17色ですが・・・
何と!
早々に、初回分は売り切れてしまいました!
(枡入りパッケージ25mlタイプ)

お客様から”詳細が知りたい”とお声を頂いておりますので、まずは「インペリアル敷島」シリーズについて、お話したいと思います。

「インペリアル敷島」シリーズは、日本の和歌と枕詞をイメージした全72色になるカラーインクたちです。

5/19は、72色のうち17色を発表しました。約1年をかけて全72色になる予定です。

1色に2サイズのラインナップをご用意しました。

25mlの使いやすいサイズは、枡に入ったパッケージに、モデルとなった和歌が添えられています。

25ml ¥1,700(税別)

カードの裏には和歌の意味も書いてありますので、和歌の意味と色彩による情景をお楽しみいただけます。

実は大垣は、枡の国内シェア№1なんです!
ほのかに檜が薫るのもまたイイですね!

5mlはお試ししやすい小瓶ボトルです。

5ml ¥500-(税別)

 

「インペリアル」とは帝国の、皇帝の、また、威厳のある、最上級の、などの意を表し、

「敷島(しきしま)」とは別名”四季島” 昔の日本の呼称です。

日本という国の、昔からある四季の移り変わり、人々の生活の息づかいを感じてもらいたい、情緒・情景が浮かぶインクを作りたいと思い、作成したのがこの「インペリアル敷島」シリーズです。

モデルとなった「敷島」は

「敷島の 大和心を 人問わば 朝日ににほふ 山桜花」本居宣長

という句にも使われています。

一部のインク名にもなっている枕詞(まくらことば)とは、万葉集の頃より用いられた技法です。
その言葉だけでは意味を持たないので、現代語訳には直接登場しません。
ですが、特定の言葉を装飾し、情緒を添え、短歌の調子を整える言葉なので、情景を思い浮かべるときに奥行きや深みを与えてくれる言葉です。

インクも、色だけを見ればただの色彩ですが、インクにこめられた名前や物語が入る事によって、より鮮やかで味わいのある色に変化するところが魅力だと思います。
まさに”枕詞”と”インク”の役割が一致していると感じました。

インペリアル敷島シリーズは「ひとりインクメーカー インクバロン」が1つ1つ丁寧に、大切に作る関係上、少数しかお作りできません。
各色1個は店頭に並ぶよう心掛けてはおりますが、売り切れる場合もございますので、ご希望のお客様はぜひご予約をお願いします。

「デモンストレーター 透明」復活!!

12年ぶりの復活!

まさにインクを楽しむためのモデル!

「ペリカン M205 デモンストレーター 透明」

メーカー限定5,000本のうち、当店には10本入荷致しました。
(EF:2本、F:3本、M:3本、B:2本)

12年前、惜しまれつつ生産中止となってしまったモデルの復活です。

当店では、通常¥10,000-(税抜)以上の万年筆をお買い上げの方には、¥1,000-(税抜)までのボトルインク、もしくはカートリッジをプレゼントしておりますが、、、

この「デモンストレーター 透明 10本」に限り、お好きなインクをプレゼント!
なんと上限金額なし!\(^o^)/

と、いうことは、、、

「エーデルシュタイン ¥2,500ー」も、

「モンブラン ¥2,000ー」も、

「ファーバーカステル ¥3,600ー」も!

*ただし、店頭にあるインク商品のみとさせて頂きます。

なんと!!

「い、い、良いんですか!?」と実際にお客様に言われてしまいましたが、

良いんです!!

それくらい、デモンストレーターの復活が嬉しいんです(^◇^)

ぜひ、気になるインクがある場合は、お早めに、、、!!!