タグ別アーカイブ: 万年筆

幽伽柳紺(ゆうかりゅうこん)

川崎文具店オリジナル、当店のみ販売のオリジナルカラーインク第3弾!
「幽伽柳紺 ~yuuka ryukon~」
ずばり!この色をひと言で表すならば・・・
~貴方を想う深藍(ふかきあい)の色~ です!
当店オリジナルカラーインクは第3弾!

第1弾「大柿セピア ~ogaki sepia~

第2弾「月華紅蘭 ~gekka kouran~

そして、第3弾が「幽伽柳紺(ゆうか りゅうこん)」

夜の水門川沿いを歩いていると、水面に映る柳がゆらゆらと揺れ、まるで何かを語りはじめるかのような静かな時間を感じます。

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「幽伽柳紺(ゆうかりゅうこん」」は、そんな光景をイメージして作ったインクです。
人によって、濃い緑色にも紺色にもみえるというなんとも不思議な色です。

不可思議でミステリアス、そんな捉える事ができない深藍(ふかきあい)を楽しんで頂きたいですね。

モデルとなった「水門川」と「柳」について、ご紹介します。

大垣市には、中心市街を大垣城に沿うようにして流れる水門川があります。

古くは大垣城の外堀として築かれ、揖斐川を介して大垣船町と桑名宿を結ぶ船運の運河の役割を持っていました。
現在でも水門川の一部を大垣運河と呼ぶ場合があり、川湊であった船町港には住吉灯台も残っています。

船町ー住吉灯台

住吉灯台のある船町公園は桜の名所として有名です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、漫画『聲の形』のモデルとなった場所でもあります。

「柳」は大垣の準木です。
落葉高木、樹勢旺盛で水門川沿いなどで見られます。

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当店の近くにも水門川&柳があり、昼間は通るたびに柳の鮮やかな緑が風に揺れています。
今回のこのインクのモチーフは「夜の水門川に映る柳」
月明かりに照らされた水面に柳の揺れる緑の影・・・というなんとも怪しげな、深く静かな様子を表しました。

名前の由来は、
幽伽・・・奥深く静に寄り添う話し相手
柳紺・・・夜の水面に映る柳
・・・という意味合いで作りました。

さて。
ここからはちょっと余談です。

店頭でお客様との会話によく出てくるので。

「幽」・・・「柳」・・・という文字からは何を連想しますか?
きっと多くの方が、「柳の下に幽霊」を思い浮かべるのではないでしょうか。

幽霊のイメージである「柳の下に幽霊」は元来、吉兆を表す題材です。
中国の陰陽説から、幽霊は陰で柳は陽を表し、陰陽が交わる事で新たな事象を生み出すといわれています。
(木に卯、十二支の卯は東を表し、東は太陽が昇ってくる方角として柳は陽木といわれる。)
※諸説あり

つまり、単に“怖いもの”という捉えではなく、”前向きな意味があるもの”と捉えると、幽霊さんも何か意味のあることを言ってくれているのかな、なんて想像もしちゃいます。

他にも、花札や浮世絵にもモチーフにした絵柄がありますね。
ご興味を持たれた方は調べてみても面白いんじゃないかと思います。

仕事納めのはずが・・・?

2019年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします

年末年始、毎年の事ですが、ばたばたと過ぎて行きました。
毎年言ってる気がしますけど、今年こそは早めに大掃除終わらせるぞ~!と意気込んではみたものの、やはり予定通りには進まず・・・。
これ以上はグチになりそうなのでやめておきます(笑)

それはそうと、年末年始はメーカーさんもお休みに突入するわけですが。
店頭では世間一般でいうところの「仕事納め」のタイミングで駆け込み入荷がありました。

ちなみに、メーカーさん問屋さん方はカレンダー通り、当店は年内休まず営業しておりました。
店頭もお正月模様になり、物流や客足も落ち着いてきたかな~?

などと思っていた頃合いに、まさかの商品が入荷ラッシュ!

おもわず「このタイミングでこれがきたか!」と思わず突っ込んでしまったものも!
なかなか仕事が納められない;という年末でした(;^ω^)

年明けの今、もうすでに売れてしまった商品もありますが、一部ご紹介します。

「ゼブラ 万年CIL(ケリー)」

12月には店頭に並んでいましたが、早々に完売してしまい、追加で発注した物です。
1971年発売ながら、こんなお洒落で重厚感のあるシャープペンは珍しいのでは?
店頭には東海地区限定カラーの3色が並んでいます。

シルバー/透明 ¥1,800-(税別)
プレミアムレッド、ターコイズブルー ¥1,500-(税別)

「モンテベルデ ワンタッチ・スタイラス・ツールペン」のボールペン
1本で9機能!というまさに多機能なペンが各色揃いました。
スタイラス、プラス・マイナスのドライバー、4種のスケール、ボールペン、水平器がこの1本に!

¥3,000-(税別)

「クロス イヤー・オブ・ザ・ピッグ」のボールペン
クロスから毎年発表される中国干支シリーズ。
ボールペンだけが先に届きました。
「亥」=「猪」は、日本では「いのしし」ですが、中国では「ブタ」を示すそうです。


ボールペン ¥40,000-(税別)

「コンクリン デュラグラフ」ボールペンと万年筆
特にオレンジナイトは、某メーカーのモデルそっくりではないかと・・・
きっと、デザイナーさんにファンの方がいらっしゃったのでは?と勝手に想像しております(笑)

個人的には紫が気に入ってます(≧▽≦)


万年筆 ¥12,000-(税別)
ボールペン ¥8,000-(税別)

さて、今年もたくさんのお客様とお会いできるのを楽しみにしております。
そしてどんな文具たちに巡り会い、送りだしていくのでしょうか・・・?
人も、物も、巡り合わせ。
ご縁だと思います。

このご縁を大切に、今年1年も過ごしていきたいですね。
どうぞよろしくお願いいたします。

<城下町のアンティークな文具店>
川崎文具店
管理人:keiko

「ミクサブルインク体験会」やります!

突然ですが…
「ミクサブルインク体験会」やります!
突然の告知、直前になってしまい申し訳ないのですが、ぜひぜひ!シェア&ご参加くださいませ!

今週末の11/17、18の10:00〜15:00
場所は大垣駅前通りにある「多目的交流イベントスペース」にて。
当日現地にて受付しております。

この2日間は、まるごとバザールというイベントが大垣駅前通り中心に行われます。
ホコ天になって、色んな地域の物産や観光PRコーナーが集まってにぎわいます。
さらに!
今年は大垣市制100周年にあたり、記念の事業も盛りだくさん!
同時開催で、かがやきライフタウン秋のつどいも大垣城ホールにて行われています。
今回はまるごとバザール&市制100周年記念の中の一つとして、ワークショップを行う事になりました!

東京荒川区と大垣の企業があつまって、モノづくりをメインとしたワークショップを行います。
参加企業さんは・・・
尚呼
○川上木工所
横田仏壇店
○名和製畳所
川崎文具店
・・・です!

当店からは、ミクサブルインクを使って自分の好きなカラーインクを作っちゃおう!という「ミクサブルインク体験会」を行います!

多くの方に体験して頂けるように、1回あたり30分間隔で進めて参ります。
なんと参加費¥500とお値打ち!

ミクサブルインク体験会と言ったら、一般的に¥1,000前後の会費が多いと思うので、この価格設定は大変お得だと思いますよ!
しかしながら、やることはちゃんとやります(笑)

参加者の方には、「プレピー万年筆、コンバーター、自分で調合したインク、スポイト、余ったインクを入れる小瓶」
をお持ち帰り頂きます!

調合したインクは、コンバーターにいれて万年筆にセットした状態でお持ち帰りいただきますが、調合段階でたくさんできてしまった場合は、小瓶に入れてお持ち帰り頂けるように用意させて頂きます。
是非この機会に、ご参加くださいませ!

おむすび博2018 万年筆&INKコーディネーターと~これからはじめる~「趣味の万年筆」

毎年開催されている「おむすび博」で、今年当店が開催する講座をご紹介していきます。

「おむすび博って?」というかたはこちらもご覧下さい↓↓

おむすび博2018がはじまります!

おむすび博~結ぶまち おおがき体験博~ 

ではでは。

『万年筆&INKコーディネーターと ~これからはじめる~「趣味の万年筆」』の体験内容についてご紹介します。

開催日:11月11日(日)10:00~12:00
ところ:川崎文具店 店内
定 員:6人
対 象:一般(年齢等制限を設けておりません)
参加費:1人¥3,000ー
持ち物:エプロン(インク等が服に飛ぶのを防ぐため)

”そもそも万年筆って何?”

”万年筆を使ってみたいけど、どうやって選んだらいいかわからない”

”1本持ってるけど、しばらく使ってないなぁ”・・・などなど。

興味はあるけど触ったことのない方や、お久しぶりの方でも大丈夫。
万年筆のしくみや特徴、お手入れの仕方までを1から丁寧にご説明します。

例えば。

万年筆のインク吸入の方法には、大きく分けて3種類あります。

カートリッジインクを差し込んで使う、カートリッジ式
コンバーターを用いて瓶インクを吸い込んで使う、コンバーター式
本体と吸入器が一体型になった、吸入式

それぞれに良いところ・難点な所がありますので、それぞれの特徴を踏まえて選ぶことが大切ですね。
講座の中では、その”それぞれの良いところ・難点な所”を解説します。

実際に万年筆に触れて、使ってみて。
自分に合う万年筆を選ぶ方法を身につけてみませんか?

他にも。

”万年筆って高額なイメージがあるけど、どうして?”

”鉛筆、ボールペン、シャーペン・・・などなど。
筆記用具は多々あるのに、なぜ、万年筆がオススメなの?”

などなど。

講師:川崎 紘嗣 (文具大好き店主です!)

皆さんからの素朴な疑問も、文具大好き店主にどんどん聞いちゃいましょう!

講座終了後は、ご自宅でさっそく使える万年筆やノート、他のプレゼントもご用意しています。

参加費は1人¥3,000-ですが、お値段以上のお得感だと思いますよ。

万年筆ライフを楽しむための一歩を、この講座で踏み出してみませんか?

お申し込みは当店へ!お電話にて承ります。

川崎文具店 0584-78-4223
*定員に達し次第締切らせて頂きます。

応募者多数の場合は、別日開催も検討中です。あわせてお問い合わせください。

おむすび博2018がはじまります!

先日FBでも告知しましたが、今年も始まります!

「お む す び 博」

10/20~11/25まで開催!

☆11月の講座は今週末の10/13(土)から、いよいよ申し込み開始です!

よく聞かれるのが,「おにぎりはく?って何?」(;^ω^)

ちがいますよ~。おにぎりを握り合うわけではないですからね~(;^ω^)

おむすび博とは!

「大垣市が誇る「歴史・文化」「自然」「食」などをテーマとした参加型体験講座の博覧会です。
約1か月にわたり大垣市内の各所で開催。感動体験を通して地域の魅力を発信すると共に、
地域の人と人、団体と企業を結び、新たな地域の魅力を創出することを目指します。」

・・・というものです。

簡単に言うと、大垣市内の色んな企業・団体さんが企画した体験講座に参加できちゃうよ☆ってことです。

今年は当店より4講座!

11月11日(日)10:00~12:00
万年筆&INKコーディネーターと~これからはじめる~「趣味の万年筆」

11月11日(日)13:00~15:00
描いてぬってリフレッシュ!大人のぬり絵

11月17日(土)13:00~16:00
「万年筆研究所」~魅惑のインク沼~

11月23日(金・祝)13:00~16:00
「万年筆の作法」~NO 万年筆 NO LIFE~

講座の内容は変わりつつも、出させて頂くようになって今年で7年目になりますが、毎年ご好評をいただきまして、嬉しい限りでございます。
ここ1~2年は万年筆の内容で続いてますね。

そういえば、私の失敗談を1つ思い出しました。

私が初めて持った万年筆は、プラチナ万年筆のプレピー03でした。
当時、私はベッドに寝転がりながら本を読んだり日記を書いたりしていたのです。
この時も、おろしたてのプレピーを片手に日記のページを開き・・・

途中までは記憶があったんですよ。

「へ~。万年筆って意外に書きやすいんだなぁ。値段も手ごろだし。書くのおもしろい♪」

な~んて思ったことを覚えています。

・・・気が付くと、朝。ふ、と起きたら枕元が真っ黒!!!

そうです。シーツにインクがどんどん吸い込まれていって・・・
カートリッジは1晩にして空っぽ。。。。。

そうかぁ・・・インクが出てくって、こういうことか・・・

と、学んだ出来事でした。

そんな苦い思い出を胸に(笑)

万年筆に関する3つの講座は店主が。
大人のぬり絵は私こと管理人のkeikoが、それぞれ講師を務めさせていただきます。

文房具屋さんならではの体験になるといいな、と思っています。
定員が決まってますので、興味のある方はお早めにお申し込み下さいね~!

お申し込みは当店へ!お電話にて承ります。

川崎文具店 0584-78-4223
10/13(土)から、いよいよ申し込み開始です!

セーラー万年筆 キングプロフィット

   <城下町のアンティークな文具店>川崎文具店/懐憧館:管理人のkeikoです。

突然ですが、当店(川崎文具店)の店主は、生まれも育ちも文房具屋。
小さい頃、空腹のあまりお菓子の形をした消しゴムをかじってしまったこともあるという、逸話をお持ちの方です(笑)

そんな店主ですが、常々言っていることがあります。

「万年筆を本格的に使うようになって、20年以上たちますが本当に奥の深い世界です。
万年筆のシンプルな形状、構造の中に無限の広がりを感じる今日この頃です。」

これが店主の口癖です。

私も様々なメーカーのいろんなモデルの万年筆を触ってみると、メーカーの特色をよく感じます。
デザインに凝ったもの、日本語を書くのに適したもの、などなど。

求める書き味は個人それぞれですが、その中でも、ペン先を紙の上で滑らせた瞬間

「凄いこれっ!」

と思わせる万年筆があります。

今回はそんな「凄いこれっ!」の中から「セーラー万年筆 キングプロフィット」をご紹介します。

「THE KING OF PEN」とも呼ばれ、2003年に発売されて以降、今なお入手困難な一本です。

本体は、ブラックの艶感にゴールドのリングがポイントの、昔からのザ・万年筆という感じのスタンダードなデザインですね。
ペンの胴部分は少し長めに感じます。

キャップを取って、まず思ったのは

「ペン先 でかっ!」

ペン先が他のものより一回り大きいです!

これはインパクト大!

店主とキングプロフィットの出会いは、ある展示会(その年の新商品などを紹介する小売店向けのイベント)です。

セーラー万年筆さんのブースで、試し書き用に「ペン先14金のプロフィット」と「ペン先21金のプロフィット21」と一緒にならんでいました。

キングプロフィットは21金バイカラー、超大型のペン先を持つ

サイズ153.5mm
重量32.8g

の大きな万年筆です。

一般的なサイズの万年筆プロフィットが、

・サイズ135mm
・重量17g

ですので、その存在感は会場内で異彩を放っていました。

(以下:川=店主 川崎、メ=メーカー セーラー万年筆 担当者)

川「プロフィットシリーズが並んでいますね。これ試し書きできますか。」
メ「いらっしゃいませ。ご自由にどうぞ。」
川「じゃあまず、プロフィットから。…うん、硬すぎず、良い書き心地ですね。」
メ「ありがとうございます。こちらは初めての方におすすめですね。」
川「なるほど。次にプロフィット21を。あぁぁ全然違いますね。」
 「とても滑りが良い。紙に引っかからないですし、何より気持ちがいいです。」
メ「そうなんですよ。こちらは書き味を追求されるお客様にとても人気です。」
川「よくわかります。14金から21金でこんなにも違うとは、驚きです。」
 「自分用に1本買おうかな(笑)」
 「さて最後にキングプロフィットを。やっぱり大きいですね。キャップは後ろに差した方がいいですか。」
メ「お客様次第ですが大きいサイズですので、キャップは外した方がいいかもしれませんね。」
川「確かに、外した方がしっくりくるかも。外見でも迫力がありますが、ペン先も凄く大きいですね。」


 「あっ、でも不思議なことに握ってみると大きすぎという感覚にはなりませんね。」
 「安定している、落ち着いているという感覚かな。」
 「じゃあ、早速書いてみますね。」
 「ん………えっ…えぇぇぇと…。」
 「ちょっと確認したいのですが、このキングプロフィットですが試し書き用に何年も使っているものですか。」
メ「いえいえ、今回の見本市用に用意したもので新品のはずですが。」
川「えぇぇぇ信じられない。何年も使い込んだのかと錯覚する恐ろしいほどの心地よさ。そしてこのしなり。書いた文字を見るとトメハネがしっかり表現できていて、自分の文字じゃないくらい美しく感じます。何度も聞きますが、これほんとに新品ですか。」
メ「上司にも確認しましたが、やっぱり新品です。」
川「ごめんなさい。いままで経験したことがない書き心地だったので、頭が混乱しました。数年後、使い続けたキングプロフィットのペン先を想像すると鳥肌が立ちますね。これ仕入れます。納期はいつぐらいですか。」
メ「ありがとうございます。納期ですが5カ月くらいかかる場合がありますのでご了承ください。」
川「納期にもびっくりしますね。」
メ「定番品としてカタログには掲載してありますが…職人仕事ですので、本数が作れないのです。」
川「やはりいいものは、大量生産できないのですね。」

「セーラー万年筆」といえば、万年筆作りの歴史が古く、特にペン先作りに信頼が高いメーカーで有名です。

万年筆の神様と言われるほどの練達の職人さんが作るペン先は、卓越した書き味で万年筆の醍醐味を味わえると評判です。
シンプルで大きな万年筆は、所有している充足感が半端ない!
何より使用して満足できる本物の1本です。

このキングプロフィット、当店には1本だけございます。
今のところ在庫限り、次回納期は未定です。

店主が感じた衝撃を、ぜひ皆様にも経験して頂きたいので、試し書きだけでも!
ぜひご来店ください。

セーラー万年筆 キングプロフィット ペン先:M ¥60,000-+税