ミクサブルインクをペーパークロマトグラフィーしてみたら~単色編~

プラチナ万年筆からでている「ミクサブルインク」という混ぜて好きな色を作れるインクをご存知でしょうか?
通常、万年筆用インクは、例えメーカーが一緒であっても、混色はしない方がいいとされています。(化学反応を起こしてしまい、固まってしまう恐れがあるからです)
それがプラチナのミクサブルインクなら混色可能、万年筆にも対応可という事なのですごいですよね。

もちろん製品として販売もされているので、ご自宅で楽しんでいただくも良し、全国の文房具店などで、たまに「ミクサブルインク体験会」というイベントが行われたりするので、それに参加してみるのも良しですね。
自分の好きなカラーのインクを作るのって難しい面もありますが、インク沼の住人でなくてもドキワクしちゃうと思います。

さて。
そのミクサブルインクを使ってペーパークロマトグラフィーという色素分解の実験をしてみました。

ミクサブルインクは全部で9種類。
・スモークブラック
・アクアブルー
・オーロラブルー
・シルキーパープル
・シクラメンピンク
・フレイムレッド
・アースブラウン
・サニーイエロー
・リーフグリーン

それぞれ(まずは単色)をろ紙に付着させます。


写真では分かりやすいように、色の名前、元の色(上)、色素分解する色(下)と分けました。


吊るして下に水を注ぎ、待つこと15分・・・



15分後の様子です。

これを見ると、意外な発見が!
・アースブラウンには緑が入っている
・シルキーブラックは純粋に黒だけ?だった(ように見える)
・アクアブルーだけ、同じ時間なのに吸い上りが遅い
・・・などなど。
分析してみるのも楽しいですね!

今後、ミクサブルで色を作る時の参考になればいいなぁ、と思います。

手順や水を吸い上げている様子などはYouTubeでUPしているので、見て頂けると嬉しいです!

川崎文具店YouTube

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川崎文具店の管理人:keikoでした!

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