プラチナ万年筆からでている「ミクサブルインク」という混ぜて好きな色を作れるインクをご存知でしょうか?
通常、万年筆用インクは、例えメーカーが一緒であっても、混色はしない方がいいとされています。(化学反応を起こしてしまい、固まってしまう恐れがあるからです)
それがプラチナのミクサブルインクなら混色可能、万年筆にも対応可という事なのですごいですよね。
もちろん製品として販売もされているので、ご自宅で楽しんでいただくも良し、全国の文房具店などで、たまに「ミクサブルインク体験会」というイベントが行われたりするので、それに参加してみるのも良しですね。
自分の好きなカラーのインクを作るのって難しい面もありますが、インク沼の住人でなくてもドキワクしちゃうと思います。
さて。
そのミクサブルインクを使ってペーパークロマトグラフィーという色素分解の実験をしてみました。
ミクサブルインクは全部で9種類。
・スモークブラック
・アクアブルー
・オーロラブルー
・シルキーパープル
・シクラメンピンク
・フレイムレッド
・アースブラウン
・サニーイエロー
・リーフグリーン
それぞれ(まずは単色)をろ紙に付着させます。
写真では分かりやすいように、色の名前、元の色(上)、色素分解する色(下)と分けました。
これを見ると、意外な発見が!
・アースブラウンには緑が入っている
・シルキーブラックは純粋に黒だけ?だった(ように見える)
・アクアブルーだけ、同じ時間なのに吸い上りが遅い
・・・などなど。
分析してみるのも楽しいですね!
今後、ミクサブルで色を作る時の参考になればいいなぁ、と思います。
手順や水を吸い上げている様子などはYouTubeでUPしているので、見て頂けると嬉しいです!
<城下町のアンティークな文具店>
川崎文具店の管理人:keikoでした!