8/23~25は東京の「文具女子博#インク沼」に出店し。
その次週8/30~9/1は、地元で「キッズワークエキスポinおおがき」が開催され、そちらに出店しました!
「キッズワークエキスポinおおがき」HPはこちら!
今年で2年目となるこのイベントは、小学生を対象に職業体験をして貰い、実際にお給料(会場内限定の疑似通貨)を発行。そのお給料で会場内のお店でお買い物ができるというイベントです。
昨年、市制100周年事業の一つとして、地元にはこんな企業・お仕事があるという事を知って、興味を持ってもらえるといいな、という事で行われたのですが、ご好評につき今年も開催されることに。
主催者は、実は当店社長が代表を務める「オガテック」
つまり当日は本部付。
スタッフの私は、子ども達がお買い物できるショップの店員さん&未就学児向けのワークショップをしていました。
昨年の「イベントとしての対象は小学生だけど、やはり兄弟で一緒に来場している未就学児にもなにかできるところが欲しい!」という声にお応えして、今年は1~2ヶ所未就学児も可の場所ができました。(保護者同伴が条件です)
ということで、私は「キッズワークストアの店員さん」兼「キッズワークストアの販売員体験」をやっておりました。
エプロンをして、他のブースに商品をお届けに伺ったり、商品に値札を貼ってお店に並べたりしてもらいました。
出展者には、警察署や消防署、国土交通省、ケーブルテレビやFM岐阜、金型を作る会社、プログラミング、電気屋さん、害虫駆除などなど。多岐に渡っていました。
ちなみに長男は、和菓子やさんの体験へ行き、本格的なものを作ってきましたよ。
子どもたちがイキイキしていて、喜ぶ顔が見れて何よりです。
子ども自身が、自分で稼いだお金を使える、というのもこのイベントの醍醐味ですね。
そしてそして。
お給料を貰ったら、全部が使えるわけではありません。
なんと納税用通貨というものが含まれているのです。
税務署さんにも出展頂いており、税金とは?という勉強にもなるという;
実際、お買い物の際に説明すると、
子「このお金使えないの?」
親「納税用、税金なんだって。収めなきゃいけないんだよ。」
子「え~(不服そう)」
親「お父さんだって払ってるんだから」
子「え?お父さんもなの?」
・
・
・
という会話が聞こえてきました。
世の中の仕組みというものに興味を持ってもらい、親子のコミュニケーションにもなっているという・・・
なんか、奥が深い(笑)
こちらも2日間、皆さんのご協力のもと、無事に終えることができました。
余談ですが。
1日目の8/31。
大垣駅前にある大垣唯一の百貨店「ヤナゲン本店」が、53年の歴史に幕を下ろしました。
「当店はヤナゲンのすぐ裏です~」と場所を説明していましたが、ヤナゲンがなくなると、どう説明したら良いでしょうか(;’∀’)
閉店セレモニーに行ってきました。
昔は屋上に遊園地があったり、ライオンが来たりしたこともあったそう;
ヤナゲンと共に生きてきたと豪語する当店社長(43歳)なんかは、泣いてましたね。
思い出がいっぱい。
53年ですもの。
たくさんの人が見納めに来てました。
私も学生の頃、まだC館があったころは、友達とマックに寄ったりプリクラ取りに来てたなぁ。
駅前も、変化の波が来ています。
変わるもの、変わらないもの、大切にしたいもの、それぞれありますが。
忙しさの中にも、懐古を持って自分をちょっと見つめなおす時間ができた、哀愁を感じた夏の終わりでした。
<城下町のアンティークな文具店>
川崎文具店 記:川崎 恵子